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長大な小説(御挨拶に代えて)


私は本を読むのが速い。
別に速読法などというものではなく、
ちゃんと文章を味わって読んではいるのだが。
人に言わせると、ななめ読みしているかのような
速さなのだそうである。

したがって、分厚い小説でも、何巻にも及ぶ
大河小説でも、あっと言う間に読了してしまう。

このことが、自分で書く小説を長大にしている理由かもしれぬ。
金を出して買った本ならば、出来る限り長く楽しみたい。
音楽のように何度も繰り返して鑑賞できるものならいざ知らず、
小説、ましてやミステリでは、よほどのファンでない限り、
一度読んだらそれまでであろう。

だから、私は読者の方々に向けて、常に長時間楽しめるような
作品を提供することを心がけている。

これからもそのために精進していきたいと思う。

そんな私の近況報告や、作品裏話、それに加えて
出版前の作品をいち早く読者の方にプレビューして
いただくための体験版などを、このブログにて
書き綴っていく所存である。

末永くお付き合いくださりますよう、よろしくお願いいたします。

                        張退作
by chotaisaku | 2004-09-17 14:43
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